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デジタルマーケティング黎明期のいま、EVERRISEのコンサル営業ができること


 エンジニアとしての経験はあるけど…、営業としてのスキルは持っているけど…、正直「EVERRISEでのコンサル営業」の仕事はいまいち想像できないーー。そんな方のために、コンサル営業兼取締役として会社を引っ張る伊藤孝さんに話を聞きました。EVERRISEの技術力が求められる時代の背景、コンサル営業のおもしろさ、具体的にどんなことをするのか。ぜひ読んで、感じてみてください。


 EVERRISEは、デジタルマーケティングの分野で高い技術力をもち、大手広告代理店などの仕事をテクノロジーでサポートしています。2006年、同じソフトウェア会社のエンジニアだった取締役3人が自社サービス立ち上げのために設立。規模が拡大する中で、経営の安定化のため、仕事量やレベルのコントロール役として志願して営業ポジションに就いたのが伊藤さんでした。


 突然ですが、情報共有のためのチャットツールは何を使ってますか?


ーいきなりの逆質問ですね…。チャットのためには、Slackを使っています

 「チャットといえばSlack」。今はもうそうなってきていますよね。「営業支援ツールといえばセールスフォース」「OSといえばマイクロソフト」。

 でもデジタルマーケティングは今はまだ黎明期で、「デジタルマーケといえば◯◯」というようなツールの決定版がないんです。お客様によって悩みが全然違うから、それに沿ったテクノロジーによる解決方法を見つけていかないといけない。そのために私のようなコンサル営業がいるのです。

 つまり、我々の持つ技術力やプロダクトの中で、どれが一番適しているかを考えてマッチングしてあげる役目ですね。場合によってはお客様のビジネスの改善を促すところまでやります。


ーEVERRISEでコンサル営業の仕事をするおもしろさは、どんなところですか?

 業界でよく言われる話ですが、eメールの「e」がいつからか外れたように、デジタルマーケの「デジタル」もいつかなくなる。「マーケティング=デジタルを使うこと」になります。でもそれはまだまだ先の話で、先ほども言ったように今はデジタルマーケ黎明期です。

 EVERRISEのようにデジタルマーケ領域で課題解決のために開発を丸ごと担えるような技術力のある会社は、日本では数社しかありません。ただ注文を受けて開発をやるとか、ただ自社プロダクトを売る会社にはできないことです。これからどんどん成長をしていく領域で、業界の成長を引っ張っていけると思っています。「最先端のビジネスですね」なんて言われて仕事を頼まれたりするので、お調子者な私は喜んじゃいますね。

 それにもちろん、ものを作る仕事なので、自分が携わった仕事で価値を生んで、お客さんが「ありがとう」と言ってくれる。この達成感があるのは、とてもやりがいがあります。企業理念の「御客様に喜ばれたい。仲間達に喜ばれたい。そして社会に価値ある事を実現したい」そのままの仕事ですね。


ー具体的に、これまでにどんな仕事があったか教えてください

 例えば、2018年に株式会社ロックオンに譲渡した運用型の広告レポート自動作成ツール「アドレポ」は、ある大手広告代理店様からの依頼をきっかけに、広告代理店ならではの悩みに気づいたことで開発したものです。「広告運用チームの効率が上がらないので、業務改善できないか」と、原因の調査とシステムによる解決の依頼がありました。調査してみると、お客様への提出や社内打ち合わせ用に広告運用レポートを作成する業務が、全体の業務のうち4割を占めていたのです。

 アドレポはそのレポート作成を自動化するシステムです。同時期に他の複数の企業からも同じような依頼を受けたため自社プロダクトとして開発し、お客様の声を聞きながら改善を重ねた結果、広告代理店に大人気になりました。

 お客様の悩みを深く理解して、それに合わせて自社プロダクトを改善していくことで、実際に利用されるようになるのは楽しいですね。


ーEVERRISEのコンサル営業として、必要なスキルは?

 デジタルマーケティング領域のテクノロジーコンサルですから、IT知識とマーケティング知識が、広く深く求められます。また、そういった仕事を獲得したり、それらを報酬に変えていく交渉力など、営業としての能力も必要です。

 ただし、もちろん最初からすべてを備えている必要はありませんよ。

 知識だけでなく判断力も重要で、「AI」がバズワードだと知っていても、AIがそのお客さんにとって価値がある提案かどうかのジャッジができないと、意味がありません。そのためにも知識の積み重ねが求められます。私の場合はインプットが楽しいので、関連するニュースやブログ、トップランナーの話にいつも触れています。常に最新情報にしておけなくても、求められた時にすぐにキャッチアップできる状況にいないといけませんね。


ーEVERRISEで働いている人は、どんな人たちですか?

 みんな論理的に話せる人ですね。論理的かつ素直に聞く耳を持っているので、社内の雰囲気は私たち取締役も含めてフラット。私も一営業として働いています。そういう関係性で居心地のいい環境は作れているんじゃないかと思っています。

 とはいえ、営業組織でもあるので、足で稼ぐとか、根性で仕事をとるのも、ある側面では重要です。最後のひと踏ん張りを粘り強くできる組織を目指していますし、その辺を理解して動いてる人ばかりですね。


ー「親バカ」だと噂を聞きました。EVERRISEのワーク・ライフ・バランスは?

 はい、親バカです。(笑)

 8年くらい前までは深夜残業が結構あって、組織として疲弊していました。1人1人に高いレベルを求めすぎていて、ついてこられない人は残業をしてカバーするような、そんな文化になっていました。そうなると長期的には全員が疲れてしまうことになり、離職率も高かったですね。

 その後ビジネスモデルを改善したり、深夜残業を禁止したりと改革を進めて、今は残業は1人あたり月10時間ほどで、有給休暇もみんなしっかり取得しています。働きやすいと思います。


ー最後に、この記事を読んでいただいたみなさんにメッセージをお願いします

 EVERRISEは13年目に入りました。今までデジタルマーケ業界でテクノロジーサポートを提供してきたことで、「マーケテック、アドテクと言えばEVERRISE」と頼ってもらえる存在になっています。電通様、博報堂様などとも仕事をしてきました。

 これからは新しいフェーズです。デジタルマーケを必要としている一般事業者、広告主企業向けのプロダクトに力を入れています。顧客データ収集・管理・分析のためのデータ基盤であるCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)の自社プロダクト「INTEGRAL-CORE(インテグラルコア)」が売り出し中です。顧客データを活用することでデジタルシフトしてもらうなど、お客様のビジネス全体を変えていくための協力ができる会社を目指していきます。

 そんな新しいフェーズで会社や業界の成長のために一緒に働けそうだと思った方、ウェルカムです。コンサル経験のある方はもちろん、エンジニア経験者で営業もやってみたいという方、営業をやっていてテクノロジーに強くなりたいという方、ぜひ一度お会いしましょう!お話できるのを楽しみにしています。

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