【治療医療から予防医療へ】365日年中無休で診てくれるキャップスクリニックって? | CAPS株式会社(旧:メディカルフィットネスラボラトリー株式会社)
こんにちは。CAPSです!寒い中、インフルエンザが大流行していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?どうかお体ご自愛ください。今回は私たちが運営のサポートをしているキャップスクリニックについてご...
https://www.wantedly.com/companies/CAPS/post_articles/151743
CAPSにジョインしてはや数か月。私は悩んでいた。
(CAPSのページより抜粋)
『プライマリケアのパイオニア』…チェーンクリニックに医療カルテ開発、クラウドシステム、教育事業、フィットネスジム等々…
CAPSっていろんな事業をしてるけど、
と…。そこで思いついたのが、
という手段。
そう、CAPSは超多忙な役員さんでも、学生バイトの呼び出しに集まってくださるとってもオープンな会社なのです!
というわけで、集合していただいたボードメンバーのお三方。
中央:白岡さん
キャップスグループ代表 兼 医療法人社団ナイズ理事長/小児科専門医/産業医。32歳で独立開業。医療業界と他分野をつなぐ、限りなく医者っぽくない医者兼経営者。医療の常識に常に疑問を投げかけ、医者が必要なくなる世界を夢見る。こよなく筋トレを愛する筋トレマニア。
向かって左:鶴谷さん
キャップスグループ共同代表。 20代から企業経営及び大学教員を続けている。「どっちが主?」の問いには「両者の間にはそれほど明確な垣根はなく、思考も経験も行き来していたり、混ざったりしている」とのこと。自称「チアリーディング部長兼ペイシャントエクスペリエンス部長」(公式にはこれらの部署は存在しません^^)
向かって右:金谷さん
キャップスグループ取締役COO。 クリニック、フィットネスクラブの現場から、システム、財務に至るまで、どこにでも首をツッコむCOO(ちょっとオカシなお兄さん)。CAPSの加速度的成長に向けて、一緒に働く仲間探しに日々明け暮れる行動派。メンバーからは「かなやん」と呼ばれている。
みなさまCAPSをスタートアップさせて以来、経営の中心を担っているそうそうたる面々です。
こんな感じで会議室で約1時間も座談会をし、125枚も写真を撮らせてくださったため、この度は前後編に分けてお送りします!
前編である今回は
・CAPSは何を目指す会社?
・役員の皆さんは何者?なぜCAPSを作ったの?
・ほかの医療系ITとCAPS、何が違うの?
・役員が今後やりたいことって?
の4本立てで、まずはCAPS自体の正体を丸裸にします!ちなみに後編では、CAPS社内の空気感や、今進めている事業、どんな人にCAPSに来てほしいかといった視点からリアルな社内をお届けします!
白岡さん:
クリニックやフィットネスジムなど、生活のあらゆる場所に集まる人の健康についての情報を一本化することで、予防医療、健康教育を提供するプラットフォームを作り上げること。
つまり、ひとりひとりが自分自身で健康を作り出すことができるセルフメディケーションの拠点となることを目指しているんです。
(☟CAPSの目指すセルフメディケーション像について、詳しくはコチラ)
鶴谷さん:
これ、なんとなく遠い話に見えるけど、例えば
前まで、歯医者さんって「歯が痛くなったら行く場所」で、虫歯の治療が主だった。でも今は虫歯の数はぐんと減っていて、歯科矯正とかホワイトニングとか、あるいはそのための定期健診のような「健康でいるため」「健康な状態から、より健康にするため」「予防歯科」で行くことのほうが多くなってきているんです。これはここ数十年でぐっと変化してきたことですよね。
そう考えると、歯医者さんほど急激にとはいかなくても、病院全般がそんな風に変化する未来があるはずだ!と。実際、人々や社会の健康意識や技術は上がる一方ですし。僕らはそんな未来の、基盤になる環境を提供できるパイオニアになることを目指しているんですよ。
金谷さん:
本来「より健康になるため」に使えるデータって、姿勢の矯正器具とか、サプリメントとか、服とか、ウェアラブル端末とか、いろんなところに隠れているはずなので、そうしたものを本来の「医療」として再発見して明確にしながら活用していくっていうのが最終的な理想像ですよね。
そのためにまずは今は、病院同士のデータを結び付ける「チェーンクリニック事業」や、健康診断の結果をジムのトレーニングに提携できる「健診事業」「フィットネス事業」などを行っています。
白岡さん:
僕はもともとは勤務医(自営業でなく、大学病院などにて勤務するお医者さん)をしていたんですが、
医療業界って、効率が悪いことがとにかく多くて。でもなぜか、効率化することをズルをしているようにとらえやすい風潮があるんです。
覚えることがたくさんあるのにデバイスに保存したりはしないことや、強い紙文化などもその例のひとつです。様々な作業を速く行うことで患者さんにしっかりと向き合える時間が増えるのだから、本当は医療にとっても良いことのはずなのに、それを良しとしない文化がずっと疑問でした。
とずっと歯がゆい思いをしていて…そういうところをじっくりとやっていく、「かかりつけ」の機能を大事にしたクリニックを自分でやってみようと思ったのがきっかけです。
テクノロジーのチカラを使えば、患者さんが目の前で不利益を被っていたり、不便・悲しいと感じている部分を解決できる…そう感じました。
そのときはまだ、いまCAPSが掲げている「予防医療が当たり前になる社会」までの構想はなかったかもしれません。
そうしてクリニックを先に作って、それを管理・所有する医療法人を建てて…って個人クリニック、医療法人、と2拠点で来ているときに、大学教員兼企業経営などもやっていた鶴谷さんと出会い、雑談として話していた予防医療の内容を事業に盛り込むようになりました。
鶴谷さん:
医療法人と株式会社ではできることが違うので、株式会社も一体にしてITを活用した予防医療をビジネス的にやる、そんなイメージも入れつつ会社を大きくしていってましたね。
その中で個人的には、
みたいなものがあって、かなやん(現COO金谷)を誘いました。
僕とかなやんは、かなやんが学生の時に共通の知人を介した飲み会ですでに知り合っていたんです。でも彼は当時インターンしていたベンチャーにそのまま就職してしまったので、SNSで緩くつながってて、たまに飲みに行ったり、そんなときはお互いの会社の話をしたりしてました。
心の中では、「かなやん、今の会社早く辞めないかな~」って狙ってましたけど(笑)。 普通に知り合いでも何人か、いつか一緒に仕事できたら楽しいな、と思う人っているじゃないですか。そんな感じです。
で、しばらくして、やっぱりSNSで彼が転職することを知り、きた!と思って声をかけましたよ。たまたまタイミングが合って。このころには今の会社の前身みたいなものはすでにできていて、予防医療の中の一つの手段として運動、そのためのフィットネスジム経営、健康経営支援事業などが出てきたころでした。
だから初めのころは経営陣も普通にジムの受付とか手分けしていたんです。入会受付したり、掃除したり!
CAPSが運営する、IT技術とメディカルデータを駆使したフィットネスジム。社内にも筋トレに精を出している社員が多くいます。
金谷さん:
僕はITの仕事をもともとしていたので、
最初は、金融系の企業とかけもちでやってたんですよ。
金融も医療も社会基盤となる価値のあるサービスを作りたいなと思って、ビジネスサイドで何か手伝えないかなと。予防医療という領域でいうと、潜在的なニーズをどう理解するかなどをやってみたいと思ってCAPSにフルコミットすることになりました。
先ほど鶴谷さんが話した通り、時間がかかったとしても業界は少しずつ変わってくるし、それを自分の手でやっていきたいと思っています。だからこれからも、そういうのにやりがいを感じる人にこの会社に来てほしいですね。
実際に会社は伸びてるし、入ってみて、自分が実現したいことの地盤を固めている実感があるなって感じています。
2019年度上半期総会の集合写真。3人の経営陣が立ち上げた会社も、今やこんなにたくさんのメンバーに支えられています。
白岡さん:
医療法人だからできることもたくさんあるし、なによりも、
つまり
っていうのが特徴だと思いますね。
もちろん、現場と一緒にやっていると難しいこともあります。医療は特に長い間繰り返してきた常識がありますから。
でもそれもそろそろ変わるべきだと思って会社を立ち上げていますし、現場と二人三脚で常識を変えていけるというのは貴重な存在だと思います。
予防拠点、教育拠点としての医療機関というのは、今はまだそう多くないので。
CAPSが作った電子カルテ・クラウドシステム等で運営支援しているキャップスクリニックの代官山拠点。他にも西葛西、紀尾井町、柏の葉、武蔵小杉など8拠点を持っています。
金谷さん:
やっぱり、多くの人が使うサービスを作りたいですね。アプリなどのツール含め。既存の他社のサービスを組み込んだり、コラボするのにも興味があります。
現在自社で作っているシステムを拡張するにあたって、すべてを自社でつくる必要はないと思っています。お薬手帳アプリとの連携、キャップスクリニックの患者さんが役に立つようなサービスとシームレスに連携させていき生活に密着して自然に使ってもらえるサービスにしていきたいですね。
鶴谷さん:
僕は、サービスには生活者が変わらなくていいサービスと、こっそり変えちゃうサービスの2種類あると思っていて。そのどっちもがやりたいです。
前者はAmazon Goの医療版みたいな、待たなくていい病院とか。人間を徹底的に甘やかす方法。
でも一方で、生活習慣病が増えてきた背景にはそうした「楽」の過多もあるので、同時に後者の「甘やかされないこと」を、苦しみのない状態でやるやつもほしい。
手段はまだわからないけど、気づいたら楽しく運動しちゃってるとか、こっそり楽しく、「ためになるストレス」をかけさせるということもできるようになるといいですよね。そういうことを通して、みんなが自分をセルフで健康にする感じ。
テクノロジーが発達した現代では、昔いたFAXや電話の交換手がいなくなったみたいに医療にもダウンサイジングが起こるはずだと思っています。そのとき、医者という聖職者も新たな役割を見つけているんだろうなと思っていますよ。
白岡さん:
僕はCAPSグループのミッションにもなっている「幸せの総量の最大化」をやっぱり目指したいですね。
幸せな瞬間っていつ?と考えると、笑ってたり楽しいとき。でも医療の中に今、そういった瞬間はほぼないのが現実です。治療は本来、その人にとっていいことなのに痛いとか怖いとかつらいとか、そういうマイナスのイメージのほうが多いくらい。
医者としても、そこを何か変えていきたいです。喜びやポジティブな感情が芽生える医療をやってみたい。医者にとっても楽しくて、患者さんにとってもうれしい、ということを叶えられるといいですね。その手段を今も探しています。
いかがでしょうか?
経営陣のリアルなお話を一気に聞くことで、CAPSが目指している姿や、そのためにしたいと思っていることのイメージも前よりわかりやすくなった気がします。
後編の記事では今の社内の空気感や、会社が今進めている具体的な事業について、よりリアルなCAPSの姿をお届けしますので乞うご期待!
【追記】後編記事が公開されました!続きはぜひぜひこちらからチェック☟
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