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歩み、倒れ、立ち上がり

・これまでの経歴を教えてください。

Web系開発を主としたプログラム開発者として経験を積んできました。

中小企業さんのサイトコンテンツ改修のアルバイト業務でHTMLに触れたのが切っ掛けです。

CSSやPHPの触りについてもこのアルバイト業務の中で学び、その後のPGとしての歩みを決定づけたと言えます。

そこからWeb開発に興味を持つようになり、ある現場でファイルベース管理からデータベース管理への移行プロジェクトに参加したことでフロント/バックエンドという世界を知ることとなりました。

SQLをみっちりと書きながらバックエンドについて学び、JavaScriptをがっつり書いてフロントエンドの華やかさ(?)と多様性を学んでいきました。

両者の連携で実現されるシステム構築にオモシロさを見出し、直近の案件ではSAPが提供するDB『HANA』へ現行社内システムを移行させることとなり、フロント/バックエンドの両方面でPGとして奮闘していました。

両方面を同じプログラミング言語で構築していく仕様でしたので、まさに自分向きの案件であったと今でも思い返します。

しかし、元々抱えていた特定指定難病の悪化を来してしまい、開発現場を去らねばならいという結果となりました。

一生の付き合いとなる懸念材料を抱えての就業再開活動は当然のように難航し、体調の回復に努めた時期と合わせると5年以上も現場から離れていました。

・いろいろな企業がある中、何故転職先としてアークグローを選んだのでしょうか?

私の経歴上、持病と常に向き合っての仕事と生活の両立が求められます。

なので勤務形態に相応の融通が利く案件を探さなければならず、必然ハードルは高いものでした。

コロナ禍の到来で開発業界にリモートワークが浸透することとなりましたのは、まさしく不幸中の幸いであったと言えるでしょう。

アークグローを知った切っ掛けは偶然でした。
市のワークサポートでハローワーク求人をピックアップしてくださっていた担当の方が、「あなたの経歴ならばこの企業さんとかオモシロそうだよ」と紹介してくださったのがアークグローだったのです。

その担当さんはご自身が開発業界にも明るいということもあり、いつも的確なご助言をくださるので信頼していました。

スタートアップと言える規模の会社さんながら、在宅勤務を中心とした働き方を全面に押し出す内容の求人に俄然興味が湧きました。

そんな方が紹介してくださる企業さんということもあり、大きな期待を胸にオンライン面談に臨みました。

当日は私の自宅ネット環境の問題でTeamsでのカメラ通信がまともに機能せず、結局は電話面談に切り替えざるを得ないという散々なものでしたが(苦笑)。

そんな状況でも邪険にされることなく私の経歴から持病の懸念、そしてこれからもPGとして活躍したいという想いを最後まで聞いてくださったのです。

面談で今後の懸念材料を持ち出して渋い反応をされることは多々あれども、そんな事情をも踏まえて将来を考えていこうと仰ってくださったアークグローだからこそ決め手となったに違いありません。

・現在は、どのような案件・業務に携わっていますか?

PHPコーディングを主とした企業さんの社内業務システムの老朽化対応に携わっています。

DBはPostgreSQLでの操作という環境であり、これまでの経験をすぐに活かして対応できる案件となりました。

数年単位でのブランクがありましたので、果たして勘を取り戻して務まるのかという不安は大いにありました。

今はその心配に悩まされることもなくPGとしてまた腕を奮えることに再起の実現を実感しています。

・1日の動きを教えてください。

起床して自社用と客先用のPCを立ち上げるところから始まります。

客先のオンラインでの朝会がありますので、まずはその場での報告内容のまとめを行って臨みます。

朝会後は自社メールやタスクのチェックを行い、ひと段落ついたところで客先案件の開発に取り掛かります。

午後からは午前の進捗状況によって動きを切り替えたりします。

私は持病の都合上、定時いっぱいまでの勤務を原則としていますので詰まり気味の時は定時まで客先案件に掛かりっきりとなります。

逆にある程度の余裕をつくることができた場合は自社の進行プロジェクトのために動けるようになります。

この業界の動きの速さは周知の事実ですので、情報収集と実践活用の試みができるこの時間は貴重ですね。

最近は発展目まぐるしいChatGPTなどのAIの動向チェック、そしてノーコード開発の実践試行に注力しています。

いづれアークグローの強みとなる武器を日々模索しています。

・アークグローに入社後、生活や心境に変化はありましたか?

これまでの働き方と比べていちばん変わりましたのが朝の始まり方です。

出勤の有りきのこれまでの案件とは打って変わっての在宅勤務となり、暑さ寒さや空模様を気にする必要がなくなったので身体/精神面共に落ち着いて過ごすことができています。

現場を離れて満足に働く事さえできなかった数年間は、どうしても将来への不安は付きものでした。

そんな悩みからも解放されて一日を迎えられる当たり前の日常が、今は何よりもありがたいです。

・アークグローに入社して良かったと思う瞬間はどんな時ですか?

自分の意見を会社全体へ直接発信でき、その結果様々な反応が返ってくるときですね。

今まで就業して企業でこんな経験はまずありませんでしたから。

これはスタートアップ企業なのだから当然、と言われてしまえばそれまでかもしれません。

しかし、声を上げることができてかつ周りが反応してくれるかどうかは人の数の問題ではないでしょう。

やはりその場にいる社員の気質に大きく左右されるところです。

アークグローは社員の意見を積極的に取り入れていきたいという気質が全面に出ており、思い立てばすぐに相談できる環境が整っていると感じられます。

むしろ「もっと意見出してよ!Hurry, Hurry!」という会社なので(笑)。

自分が働くことの意味を見出す切っ掛けが欲しいという人であれば、入社して良かったと思えること請け合いです。

・将来への願望や目標を教えてください。

当初はPGとしての就業再開だけが目標でしたが、あれをある程度達成できた今はもっと大きな目標を探して進んでいこうとしています。

具体的にはノーコードやAI技術を活用したアークグローの顔となり得るツール開発を実現させたいと考えています。

まだまだノウハウも実践も足りない状況ですが、挑む価値を感じられる環境に身を置けているので明るい目標です。

また、アークグローのことを世間にもっと知ってもらうためのコンテンツ配信も計画しています。

この会社はこんなことができる、そしてこんなことをヤってみせる人たちがいるのだ!と(笑)。

私生活に関しては、私の趣味事である音楽制作の充実を図っています。

あとは病苦の時もお世話になった祖母へのご恩返しが大きな目標です。返し切れるか心配なほどお世話になってますので。

・最後に、アークグローの入社を考えている人へのメッセージをお願いします。

自分が働くことで何かを実現させたいという方にふさわしい会社です。

今はまだ実現させたいものがうまく説できないという人でも、ただ与えられた業務の消化に満足できないと感じているのであればぜひお越しください。

私がまさにそうでしたが、社長をはじめ周りの社員が親身に相談に乗って将来の目標へと歩む手助けをしてくれます。

想いがあれば必ず反応が得られる会社であると信じています。

私のように身体面での不安がある人、はたまた技術面で通用するのかと心配されている人でも躊躇わずに一度お訪ねください。

あなた自身でさえ気づいていなかった大きな可能性を見出すことができるやもしれません。

臆することなく挑む心のある方を私たちはいつだって求めているのですから。

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