転職を考える求職者のキャリアに向き合いながら、同時に企業の採用課題にも向き合う。株式会社AgLab(エージーラボ)のキャリアアドバイザーは、IT・マーケティング・M&AといったAnygloグループの強みを活かした領域に特化し、候補者対応から企業対応までを一括して担う「両面型※」人材を目指せる仕事です。
※両面型=候補者側↔企業側の両方に一人の担当が介在することを意味します。一般的に、人材紹介のお仕事は、候補者側を担当する人と企業側を担当する人の二人体制で介在することが主流です。
今回お話を伺ったのは、AgLabの立ち上げメンバーとして参画した端山広樹さん。20代ながら、40代以上の経営幹部や事業部長クラスのキャリアに向き合いながら、少数精鋭チームだからこそ得られる「任される速さ」と「組織を創るリアル」について語っていただきました。
端山 広樹(Hiroki Hayama)
2000年生まれ。小学1年生から高校3年生まで野球一筋。前職では商業施設のイベントブースにてBtoC向けの営業を2年間経験。AgLab立ち上げのタイミングで代表の相川と出会い、立ち上げメンバーとして中途入社。趣味はゴルフ・釣り・麻雀。
目次
「社長になりたい」。その夢への最短距離として選んだ場所
── まず、AgLabに入社されたきっかけを教えてください。
兄が会社を経営していて、昔から「いつか自分も兄のようになりたい」と思っていました。前職の営業ではお金を稼ぐことの大変さと嬉しさの両方を学びましたが、そこから「もっと自分の力で何かを成し遂げたい」という気持ちが強くなったんです。そんなとき、AgLabの立ち上げを控えた代表の相川と出会いました。立ち上げメンバーとして会社を大きくしていける。それが「社長になりたい」という夢への最短距離だと感じたことが、転職の決め手でした。
── 実際に入社してみて、「会社を創っている」と実感する場面はありますか?
本当にさまざまな領域を任せてもらっています。肩書きは営業ですが、業務を効率化するための自動化の仕組みづくり、プロジェクトの進行、後輩の育成まで任されています。与えられた役割をこなすだけでなく、自分で担当範囲を広げていける。その実感こそが、立ち上げ期ならではだと思います。
キャリアアドバイザーという仕事の正体:候補者と企業を兼ねる「両面型」の面白さ
── キャリアアドバイザーの仕事を教えてください。
転職したい方のキャリア全体をサポートする仕事です。単に求人企業を紹介するのではなく、その方のキャリアプランを一緒に考え、本質的な提案をすることが一番大切な役割です。一般的な人材会社では「候補者担当」と「企業担当」で分業することが多いですが、AgLabでは一人で双方に向き合う「両面型」を採用しています。
── 候補者と企業の両方を担当することの強みとは何でしょうか?
企業側の経営陣や採用責任者から「現場の生の声や本当の課題」を直接聞いているからこそ、候補者の方に求人票だけでは読み取れない「企業の本当の悩みや社風」を伝えることができます。条件だけを伝えるなら、求人票を共有するだけで成立してしまいます。ですが私たちは「条件だけで応募するかどうか決める」のではなく、「この企業のこの悩みを自分のスキルで解決したい」という動機で応募を決断していただけるよう伴走する。これこそが、一歩踏み込んだサポートができる両面型キャリアアドバイザーの強みです。
「財務知識」より「オーナーの心を開く力」の価値転換
── 候補者・企業兼任だからこそ成し遂げられた印象的なマッチングエピソードを教えてください。
求人の応募条件そのものを見直したマッチングです。M&A会社から「財務知識のある即戦力が欲しい」とご相談を受け、深くヒアリングしていくと、「金融業界出身の方は数字には強いけれど、地方の経営者との関係づくりが苦手で、門前払いされてしまう」という悩みが見えてきました。
一方、そのとき転職相談を受けていた候補者の方は、M&A業界に興味はあっても「財務知識のない自分には無理」と自信を持てずにいる状態。ただ、ハウスメーカーの営業としてお客様の「人生最大の買い物」に伴走し、泥臭く信頼関係を築いてきた力は確かなものでした。本当に必要なのは、思い入れのある会社を売却する経営者に寄り添える人間力ではないか。そう考え、企業には応募条件の見直しを相談し、候補者の方には「その対人スキルこそ、M&Aで欠かせない力になる」とお伝えしました。
結果、企業は人間力を重視して採用を決定し、その方は入社後、トップクラスの営業成績を出すまでに成長されています。双方から「採用の考え方が変わった」「自分の本当の価値に気づけた」と言っていただけたことが、本当に嬉しかったです。
キャリアアドバイザーのある1日
10:00|出社/候補者・企業からの連絡確認
午前 |候補者とのキャリア面談
午後 |候補者とのキャリア面談・面接対策練習
夕方 |候補者を紹介している企業へ状況確認・スカウトメール送付/退社
年上の経営幹部に向き合う壁と、信頼をつかむまで
── 入社後、一番壁にぶつかった場面を教えてください。
キャリアアドバイザーになった当初です。相手はビジネスの最前線で経験を積んできたプロ。面談では、私が用意した表面的な知識はすぐに見透かされ、「若いエージェントには任せられない」という不信感と諦めの目線を向けられ、全く相手にされませんでした。
── その壁をどのように乗り越えたのでしょうか?
経験値で勝てない以上、別の武器で価値を提供しなければプロではない。そう腹を括り、アプローチを根本から変えました。
まず、相手の経歴や企業が公開している経営情報(IR情報)、業界のトレンドを徹底的に読み込み、「なぜ今このタイミングで転職を考えているのか」という仮説を3パターン以上用意してから面談に臨むようにしました。現場の経験では勝てなくても、最新の転職市場の動向や、他業界から見たその方の経験の価値といった客観的な情報なら、自分にも提供できます。そうした根拠をもとに、その方に本当に合う求人を提案することを意識しました。そして、経歴の中でわからないことは、知ったかぶりをせず素直に聞く。
このスタンスを続けるうちに、「自分のキャリアをそんなふうに言語化してくれたのは初めてだ」と言っていただけるようになり、反応が目に見えて変わったんです。単なる転職支援ではなく、対等な「キャリアの壁打ち相手(考えを一緒に整理する相談相手)」として信頼してもらえるようになった瞬間は、大きな手応えになりました。
超少数精鋭チームだからこそ得られる「当事者性」
── 少数精鋭の組織(AgLab)ならではの魅力を教えてください。
「トップダウン」ではなく、「全員が事業を創る当事者」になれる点です。週2回、1時間ずつ行っている「AgLab 定例ミーティング」では、単なる数字報告ではなく「この業務フローを変えたい」といった意見を役職関係なくフラットに議論します。良いアイデアはその場で「明日からすぐやろう」と採用されるスピード感があります。また、代表の相川をはじめとする経営陣との距離が近く、自分の考えを直接「壁打ち」できる環境です。自分が気づいて作った仕組みがAgLab全体の新しい基準になっていく。自分ごととして関われるこの実感こそが、自分を成長させてくれる原動力です。
特別な営業経験は不要。「素直さ」と「探究心」があれば成長できる
── どんな学生が、AgLabのキャリアアドバイザーに向いていると思いますか?
「起業願望もないし、特別な営業スキルもないから難しいかも」と思う必要は一切ありません。AgLabで活躍する上で、話のうまさよりも、相手の本音を引き出す「傾聴力」や「人間力」の方がはるかに重要です。特に、 文化祭の企画やサークル運営で「どうすればもっと良くなるか」というのをゼロから考えて工夫するのが好きな人や、友人からの相談で、言語化できない気持ちを整理してあげることが好きな人は向いていると思います。 プライドにこだわらず、先輩からのアドバイスを素直に吸収する姿勢と、「なぜこの企業は今この人を求めているのか?」に興味をもつ「探究心」があれば、20代のうちに、経営層と対等に話せるビジネスパーソンへ成長していけます!
Anygloグループだからこそ広がるキャリア
── 最後に、Anygloグループの一員としてAgLabで働く魅力を教えてください!
Anygloグループの一員としてAgLabで働くことは、新卒の皆さんが市場価値を高めるための近道だと思っています。
一つは、Anyglo本体のマーケティング事業やM&A事業の知見を活かしながら、AgLabという少人数のスタートアップ環境で、仕組みをゼロからつくる経験ができること。グループの基盤とスタートアップの裁量、両方の「いいとこ取り」ができる環境です。
もう一つは、キャリアの選択肢が広がることです。AgLabで営業力や課題解決力を磨いたあと、事業の中核としてチームを引っ張っていく道もあれば、Anyglo本体でマーケターを目指したり、M&AアドバイザーやAIコンサルタントに挑戦したりする道もあります。
完成された船の歯車になるか、自分たちの手で船を造るか。後者にワクワクする方と一緒に働けることを、心から楽しみにしています!