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㊗10周年企画・社長×CTO対談「偏った人たちが集まりまくる会社がいいよね」~これまでの10年と会社の未来~

イチマルイチデザインは
2024年5月29日に創業10年目を迎えました🎉


スペシャルコンテンツの後編をお届けします!

今回は㊗10周年と称して、メンバーが会社のグッズデザインや、コンテンツの企画内容を考えました。

代表とCTOのふたりで始まったイチマルイチデザインも
とうとう今年で10周年。

普段は恥ずかしくて語れない(!?)お互いの印象や、会社の未来を
存分に語ってもらいました。

どうぞお楽しみください✨



──お互いの好きなところや尊敬しているところを教えていただけますか?

松井:河東さんは、辞めない心みたいなのはありますよね。会社としてかなりやばいときもあったけど、辞めていないのはすごいなあっていう。

河東:そりゃあもう、松井さんが真面目にやっとったけえね。

松井:スタートアップって大体3年で終わるって話もあるじゃないですか。3年目くらいが確かに一番やばかった気がするんだけど、よく辞めんかんったなーって。

河東:そうやったね。何も考えないでやるから、それは事故るよね。俺も松井さんと一緒で人の言うことを聞かないんで、会社の経営を人に相談したことがない。経営者の先輩に話を聞いてもらったらって言われることもあるけど、同じ体験をしていない人に聞いたとしても、ズレがあるから意味がないって思ってるんだよね。だから、自分で失敗を重ねて死ぬ思いをしながらもやってきた感じ。そこは松井さんと似とるっていうか。悪いところかもしれないけど、自分たち的にはいいところなんじゃないかなって思ってますけどね。

松井:そうですね、まああんまり深く考え込まないタイプかも。二人とも。

河東:なるようになるから。意外と死なないのよ。意外となんとかなる。

松井:まあ俺もそんな感じかな。この10年。なんとかなるやろっていう雰囲気だけでやってきた。

河東:そうそう、そこは多分似てると思うよ。あと松井さんのいいところはいっぱいあるんだけど、まず一番が優しいとこやね。なんだかんだ優しい。

松井:最近ちょっと厳しいけどね、エンジニアに対して。でもエンジニアの中では優しい方だと思うよ。

河東:なんだかんだ最後にはなんとかしてくれるっていうのがすごいと思う。俺が何の開発知識もないのに案件を持ってきて、要件定義もないのに作ってしまうっていう。そのやり方に慣れてしまって、松井さん以外の人と仕事をするときに「もっと細かく説明してください」って言われる(笑)

松井:自分でも考えてみろって思うよね(笑)

河東:松井さんは、要件が決まらないと動けませんっていう感じじゃなくて、一緒に考えて行こうっていうスタンスだから、それはいいところだと思う。松井さん自身の能力が高まっていっているのはそういうスタンスによるものが大きいんじゃないかな。細かいところを決めていなかったら「決まっていないものはできません」っていうエンジニアも多いからね。

松井:やっぱり自分ができない理由を探す人の方が多いんよね。経営者の人もそうじゃないかな。できない理由ばっかり言う人だったら、俺も嫌だったんじゃないかな。

河東:それで言うと、比較的二人とも後腐れのない爽やかな方だと思うけどね。

松井:あまり憎しみみたいな感情が持続しないタイプだと思う。すぐに忘れる。

河東:だから松井さんのいいところは優しくて、なんでも最後までやってくれるところ。

松井:気合いがあるってことやろうね。気合いだけでやってる。



──今後会社をどうしていきたいですか。

松井:今は若手の育成やね。スーパー面倒くさいんだけどね。今おる人たちがもっとできるようになったらいいかなっていうのが今後かな。俺は何もせず、ゲームだけやってたらお金が入るようなポジションになりたい(笑)

河東:いいね、それ(笑)

松井:教えているうちにどんどん覚えていく様子を見るのは楽しいよ。一生懸命やったら覚えるし、ちょっとずつできるようになったらいい感じやねえって思う。でも、そろそろ俺のことを引きずり下ろそうとする人も出てくると思うよ。「あいつより俺のほうが知ってる!」って。それはきっといいことなんよ。俺だって知らないことはいっぱいあるし、できないこともいっぱいある。あの人すごいけえ、あの人の言うこと聞かんといけんって思いながら仕事をするよりも、もっと気合いで喰らいついてきてもらえるといいよね。今はまだわからないことがいっぱいあるから、教えてもらいたいっていう思考の人も多いけど、もうちょっとできるようになったら「あいつより俺の方ができるから、このプロジェクトは俺が引っ張る!」みたいな姿勢になるといいんじゃないかな。



河東:創業から10年経ったけど、ウェブに特化しているのはここ4〜5年の話なんで、ようやく俺も自分たちの立ち位置みたいなのがよくわかってきた感じなんだよね。何もわからないところからスタートして、なんとかやってきているんで、次の10年は自分たちがリードしていけるような立ち位置になっていきたいなと思っとるんよね。この分野は101DESIGNじゃないとわからないとか、世界でもこの分野は、日本の101DESIGNっていう開発会社がすごく詳しいとか。本当に何か一つでいいので、ここは強いっていうものを今後作っていくことになると思うんよ。そうやって業界をリードしていけるような存在になっていきたい。

松井:ウェブ制作会社の101DESIGNですって言うのは面白くないなっていう気はする。尖っているな、この会社はっていう風になれたらいいよね。

河東:そうそう、今後も仕事の中心にウェブはあると思うので、そういった中で尖った会社、新しいことにどんどんチャレンジしていく会社、そして101DESIGNに聞いてみたいねって思ってもらえる会社になっておきたいなと思う。本音を言ったら、誰のいうことも聞きたくないし、独自路線を走っていきたい。比較対象がいない状態になると最強だと思ってるんでね。10年後にはトップオブトップって状態を作るにはどうしたらいいかっていうのを考えたいな。

松井:エンジニアによく言うのは、人よりできることを何か一つ見つけろっていうこと。ここだけは人に負けないっていう目標を立てて勉強していくと、勝手に尖った会社になるというか。満遍なく何かができる人よりも、何かに秀でている人が何人かいる会社の方が多分楽しいと思うんだよね。

河東:偏った人たちが集まりまくる会社がいいよね。

松井:そうそう。性格的にはやっぱり素直で真面目な人が一番いいけどね。ある程度ベーシックなことはみんな知っておかないといけないけど、それを知った上で身につける技術や知識は偏っていた方がいいかな。あと、できないからやらないってすると何も成長しない。絶対こけると思っても、最終的になんとかなるから。

河東:俺も松井さんも共通してね、負けず嫌いなのよ。最後までやり切るっていうのは当たり前なんだけど、それだけじゃなくていつも何かと戦ってると思うよ。俺だけかもしれないけど。

松井:そうっすねえ。俺は戦っている感じあまりないなあ。俺は納期がないと何もできないタイプなんですよね。そこは河東さんと違うと思う。

河東:そうね、俺は納期がなくてもとにかくやるもんね。いつも戦ってるもん。夢の中でも(笑)

──ありがとうございます!最後に何か言っておきたいことはありますか?

河東:イーロンマスクと孫正義と大谷翔平と仕事がしたいです(笑) あと、僕は経営業をします。徐々に(笑)


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少しでも弊社を身近に感じていただけたら嬉しいです!


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